
今日は秋分の日ということで武満徹のこの作品を聴きます。
1973年に国立劇場は彼に新作雅楽の作曲を委嘱、彼は雅楽「秋庭歌」を作曲、同年10月30日国立劇場第15回雅楽公演で宮内庁式部職楽部によって初演されました。
1979年夏、武満徹はこの曲の前後に新たに五つの曲を作曲、一部に舞を加えて同年9月28日の国立劇場第26回雅楽公演で東京楽所によって全曲「秋庭歌 一具」と名付けられた舞楽曲が初演されました(本アルバムに収められたもの)。
雅楽の楽器を使いながらギリシャのドーリア調の旋法を基に、ガムラン音楽、中近東の音楽、日本の庭園をイメージした素晴らしい作品です。
演奏者:東京楽所(とうきょうがくそ) 指導:多 忠麿(総合・笙)、東儀兼彦(篳篥)、芝 祐靖(笛)
A グループ「秋庭」(舞台中央):高麗笛、龍笛、篳篥(ひちりき)、笙、鉦鼓(しょうこ)、鞨鼓(かっこ)、太鼓、箏、琵琶〈一管通り=一管編成〉
A グループ「木魂群1」(舞台後方):龍笛(2)、篳篥(2)、笙(4)
B グループ「木魂群2」(客席左):篳篥(2)、龍笛、笙(2)、鞨鼓
C グループ「木魂群3」(客席右):篳篥(2)、龍笛、笙(2)、鞨鼓
曲目:武満徹
1. 参音声(まいりおんじょう)Strophe
2. 吹渡(ふきわたし)Echo Ⅰ
3. 塩梅(えんばい)Melisma
4. 秋庭歌(しゅうていが)In an Autumn Garden
5. 吹渡二段(ふきわたしにだん)Echo Ⅱ
6. 退出音声(まかでおんじょう)Antistrophe
A グループ「秋庭」(舞台中央):高麗笛、龍笛、篳篥(ひちりき)、笙、鉦鼓(しょうこ)、鞨鼓(かっこ)、太鼓、箏、琵琶〈一管通り=一管編成〉
A グループ「木魂群1」(舞台後方):龍笛(2)、篳篥(2)、笙(4)
B グループ「木魂群2」(客席左):篳篥(2)、龍笛、笙(2)、鞨鼓
C グループ「木魂群3」(客席右):篳篥(2)、龍笛、笙(2)、鞨鼓
曲目:武満徹
1. 参音声(まいりおんじょう)Strophe
2. 吹渡(ふきわたし)Echo Ⅰ
3. 塩梅(えんばい)Melisma
4. 秋庭歌(しゅうていが)In an Autumn Garden
5. 吹渡二段(ふきわたしにだん)Echo Ⅱ
6. 退出音声(まかでおんじょう)Antistrophe