
『ニーベルングの指環』第3日:《神々の黄昏》
【第1幕・第2場】
グンターとジークフリートは打ち解けるが、歓迎の酒に入っていた忘れ薬を飲まされたジークフリートはたちまちブリュンヒルデを忘れ、グンターの妹グートルーネに求婚することになります。
そこでグンターはブリュンヒルデを自分の嫁にできればという条件を出し、ジークフリートは承諾します。
グンターとジークフリートは小舟に乗り込み、ブリュンヒルデの居る岩山を目指してライン川を下ります。
ハーゲン満足に浸りつつ、ジークフリートが指輪も持ち帰ることを確信して、ギービヒの館の見張りにつきます。
【第1幕・第3場】
ブリュンヒルデの居る岩山。
ジークフリートを想いつつ、ブリュンヒルデが指輪に見入っている処へ、ヴァルハラから妹のヴァルトラウテが訪れます。
ヴォータンの赦しが出たかと喜ぶブリュンヒルデにヴァルトラウテは、アルベリヒの呪いのまつわる指輪を早く早くラインの川底に戻したいというヴォータンの願いを伝えます。
しかし、ジークフリートの愛の形見を手放せというヴァルトラウテの言葉を信じられなかったブリュンヒルデはそれを拒否します。
恨みを残してヴァルトラウテは去っていきました。
そこへ「隠れ頭巾」を使ってグンターに変装したジークフリートが炎を越えてブリュンヒルデのもとに現れ、グンターの妻になることを強要して、ついには彼女の指環をも奪い取ったのでした。
彼はブリュンヒルデを岩屋に追い込むが、義兄弟グンターへの信義にもとらぬことを自分の剣に誓って、ブリュンヒルデの後を追って岩室に入り、そこで一夜を過ごします。
録音:1964年5月~6月、10月~11月 ゾフィエンザール(Sofiensaal)ウィーン
演奏者:
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団
ジークフリート=ヴォータンの子ジークムントとジークリンデの子:ヴォルフガング・ヴィンセントガッセン(T)
ブリュンヒルデ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:ビルギット・ニルソン(S)
ノルンたち=エルダの娘たち:ヘレン・ワッツ(A)、グレース・ホフマン(A)、アニタ・ヴェルッキ(S)
グンター=ギービヒ家の長男:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
グートルーネ=グンターの妹:クレア・ワトソン(S)
ハーゲン=グンターの異父弟:ゴットロープ・フリック(Bs)
ヴァルトラウテ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:、ブリュンヒルデの妹:クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
楽劇「神々のたそがれ」全曲
第1幕 第2場
1.「あなたの兄に私は家来になろうといったのだが」
2.「花咲く生命の活気に満てる血潮を」
3.「では、元気よく出かけよう!」
4.「ここに坐って私は見張る」
第1幕 第3場
1.「古きなじみの音が遠くから聞こえてくる」
2.「私のいうことをよく聞いてください!」
3.「何という気懸かりな夢の知らせを私に聞かせるのです!」
4.「炎々と燃える火の波が猛り狂って」
5.「ブリュンヒルデよ!一人の男が」
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団
ジークフリート=ヴォータンの子ジークムントとジークリンデの子:ヴォルフガング・ヴィンセントガッセン(T)
ブリュンヒルデ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:ビルギット・ニルソン(S)
ノルンたち=エルダの娘たち:ヘレン・ワッツ(A)、グレース・ホフマン(A)、アニタ・ヴェルッキ(S)
グンター=ギービヒ家の長男:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
グートルーネ=グンターの妹:クレア・ワトソン(S)
ハーゲン=グンターの異父弟:ゴットロープ・フリック(Bs)
ヴァルトラウテ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:、ブリュンヒルデの妹:クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
楽劇「神々のたそがれ」全曲
第1幕 第2場
1.「あなたの兄に私は家来になろうといったのだが」
2.「花咲く生命の活気に満てる血潮を」
3.「では、元気よく出かけよう!」
4.「ここに坐って私は見張る」
第1幕 第3場
1.「古きなじみの音が遠くから聞こえてくる」
2.「私のいうことをよく聞いてください!」
3.「何という気懸かりな夢の知らせを私に聞かせるのです!」
4.「炎々と燃える火の波が猛り狂って」
5.「ブリュンヒルデよ!一人の男が」