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音の散歩道

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Wagner: Der Ring des Nibelungen Götterdämmerung

《ジークフリート》と《神々の黄昏》の間の出来事:
ジークフリートに槍を折られたヴォータンはヴァルハラに戻ると、世界樹のとねりこを伐り倒させ、その薪をを砦のまわりに積み上げさせて神々の終焉の準備を進めます。
彼の気がかりは指輪の行方です。
アルベリヒは隠しておいた財宝を利用して、ライン川のほとりの豪族ギービヒの妻、グリームヒルトを誘惑して息子ハーゲンを産ませ、彼に指輪奪回の希望をかけます。

『ニーベルングの指環』第3日:《神々の黄昏》
【序幕】
舞台はワルキューレの岩山。
3人のノルンたちが世界の運命を、歌いながら黄金の綱に綯いこんでいます。
彼女たちはヴォータンが契約によって世界を統治し始めた昔から語り起こし、やがて燃え上がるヴァルハラの劫火も予見するが、野望にもえるアルベリヒのこれから、そしてジークフリートの新しい力を言い及べないうちに綱は切れ、母エルダのもとへ帰って行きます。

ジークフリートとブリュンヒルデは幸せに暮らしていましたが、ジークフリートは武勲を求めて旅立つことになり、彼は妻に指環を残し、ブリュンヒルデの愛馬に乗って旅立ちました。

【第1幕・第1場】
ライン川近くのギービヒ家の長男グンターは、異父弟ハーゲンに一家が栄える知恵を聞きます。
ハーゲンは深謀遠慮からグンターと妹グートルーネに配偶者がないことを指摘して、グンターにブリュンヒルデを妻として迎えることを勧めます。
グンターの力では炎を越えて彼女のもとへ到達出来ないが勇士ジークフリートの力を借りれば可能だとたきつけ、そのためにはジークフリートをグートルーネの夫にすれば良いと説く。

【第1幕・第2場】
何も知らずにギービヒ家にやってきたジークフリートをハーゲンはギービヒの館に招き入れ、歓迎します。

録音:1964年5月~6月、10月~11月 ゾフィエンザール(Sofiensaal)ウィーン
演奏者:
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団

ジークフリート=ヴォータンの子ジークムントとジークリンデの子:ヴォルフガング・ヴィンセントガッセン(T)
ブリュンヒルデ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:ビルギット・ニルソン(S)
ノルンたち=エルダの娘たち:ヘレン・ワッツ(A)、グレース・ホフマン(A)、アニタ・ヴェルッキ(S)
グンター=ギービヒ家の長男:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
グートルーネ=グンターの妹:クレア・ワトソン(S)
ハーゲン=グンターの異父弟:ゴットロープ・フリック(Bs)

楽劇「神々のたそがれ」全曲
プロローグ
前奏曲-

1.「あそこに光るのは、何でしょう?」
2.「ヴォータンはその槍の柄に熟慮を重ね」
3.「巨人たちの建てた城は誇らかにそそり立ち」
4.「いとしい勇士よ!」
5.「私に愛の証を示そうとなさるのなら」
6.「おお聖なる神々よ!気高き一族よ!」
7. ジークフリートのラインへの旅

第1幕 第1場
1.「聞いてくれ、ハーゲン」
2.「ギービヒ家の名誉にふさわしい妻を」
3.「血気に逸るこの者は」

第1幕 第2場
1.「ギービヒ家の子息は誰なのか?」
2.「わが父祖の殿堂に挨拶をしてください」
3.「ギービヒの屋敷へよくおいでくださいました!」
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
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