
『ニーベルングの指環』第2日:《ジークフリート》
【第3幕・第1場】
ヴォータンはジークフリートに全てを譲る覚悟を述べます。
【第3幕・第2場】
岩山にかけつけたジークフリートが現れたので、ヴォータンは彼に「かつてこの槍がお前のその剣を砕いた」と告げます。
親の仇(かたき)に出会えたと喜んだジークフリートは一撃でその槍を真っ二つにします。
納得したヴォータンは姿を消し、ジークフリートは勇躍、ブリュンヒルデの眠る岩山に向かいます。
【第3幕・第3場】
岩山の頂にたどり着いたジークフリートは、炎の壁を越え、そこに横たわるブリュンヒルデの傍らに座りました。
このとき、ジークフリートは自らの震える手とためらいを感じ、初めて「恐れ」を知ることとなります。
必死の思いで与えた彼の口付けによってブリュンヒルデが眠りからさめると、目覚めさせてくれたジークフリートに感謝をして、生まれ変わる前から愛していたことを告げます。
二人は即座に恋に落ち、結ばれたのでした。
録音:1962年5月~10月 ゾフィエンザール(Sofiensaal)ウィーン
演奏者:
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団
ジークフリート=ヴォータンの子ジークムントとジークリンデの子:ヴォルフガング・ヴィンセントガッセン(T)
さすらい人=神々の王ヴォータンの仮の姿:ハンス・ホッター(Br)
エルダ=大地の母神、ブリュンヒルデの母:マルガ・ヘフゲン(A)
ブリュンヒルデ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:ビルギット・ニルソン(S)
森の小鳥=ジョーン・サザランド(S)
楽劇「ジークフリート」全曲
第3幕 第1場
1.「愚か者のお前の耳に叫ぼう」
第3幕 第2場
1.「小鳥は飛んで行ってしまった!」
2.「若者よ、お前はどこへ行こうというのか?」
3.「大胆な若芽よ」
4.「砕けた槍を持って臆病者は去って行くか?」
第3幕 第3場
1.「陽光明るい頂きの心地よい荒野だ!」
2.「男ではない!」
3.「太陽に祝福を!光りに祝福を!」
4.「ああジークフリート!ジークフリート!気高い英雄!」
5.「私の馬、グラーネがあそこにいますね」
6.「私は永遠でしたし、今も永遠ですが」
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団
ジークフリート=ヴォータンの子ジークムントとジークリンデの子:ヴォルフガング・ヴィンセントガッセン(T)
さすらい人=神々の王ヴォータンの仮の姿:ハンス・ホッター(Br)
エルダ=大地の母神、ブリュンヒルデの母:マルガ・ヘフゲン(A)
ブリュンヒルデ=ヴォータンの娘、ワルキューレ:ビルギット・ニルソン(S)
森の小鳥=ジョーン・サザランド(S)
楽劇「ジークフリート」全曲
第3幕 第1場
1.「愚か者のお前の耳に叫ぼう」
第3幕 第2場
1.「小鳥は飛んで行ってしまった!」
2.「若者よ、お前はどこへ行こうというのか?」
3.「大胆な若芽よ」
4.「砕けた槍を持って臆病者は去って行くか?」
第3幕 第3場
1.「陽光明るい頂きの心地よい荒野だ!」
2.「男ではない!」
3.「太陽に祝福を!光りに祝福を!」
4.「ああジークフリート!ジークフリート!気高い英雄!」
5.「私の馬、グラーネがあそこにいますね」
6.「私は永遠でしたし、今も永遠ですが」