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音の散歩道

音楽やオーディオに関連したことを書いています

Wagner: Der Ring des Nibelungen Die Walküre Disc 1

《ラインの黄金》から《ワルキューレ》の間の出来事:
エルダの警告に不安になったヴォータンは地底に潜ってエルダを訪ね、情報を聞き出した後彼女を籠絡し、彼女との間にブリュンヒルデが生まれます。
ブリュンヒルデはヴォータンが他の女神との間に出来た8姉妹(彼女は長女)とともに、戦死した兵士を英雄として城の警護にあたらせるためヴォータンの住むヴァルハラへと導く、ワルキューレ=戦女神として育てられます。

方や財宝を持てあましたファーフナーは大蛇に変身して惰眠をむさぼっていて、アルベリヒに指輪を奪い返される惧れが生じた。
ヴォータンは契約で自分が手を出すわけにはいかないので、神々の掟に縛られない人間の勇士を作ろうと思い、地上に降り、ヴェルゼと名乗って人間の女性との間に双子の兄妹(ジークムント、ジークリンデ)を作ります。

第1日:《ワルキューレ》
【全1幕・第1場】
舞台は森の中のフンディングの館。
二人は別々に育ち、あるとき、戦場で傷ついたジークムントは、ジークリンデの不幸な嫁ぎ先であるフンディングの館に迷いこみました(実はジークムントの戦っていた敵がフンディング)。
留守を守るジークリンデが出てきて、見知らぬジークムントを介抱するが、次第に彼に惹きつけられます。

【第2場】
そこへフンディングが戻り、ジークムントに身の上を明かすように求める。
ジークムントは変名を名乗るが結局ばれて、フンディングが一晩だけジークムントに宿を貸した後、翌日、一騎打ちの勝負をすることとなります。

【第3場】
その晩、ジークムントの前にジークリンデが現れ、かつて一人の老人によって館のトネリコの木に突き刺された剣のことを物語ります(フンディングとの不幸な結婚は、この突き刺された剣を抜き取る勇士によって解放される)。
そして、二人は互いが兄妹であることも知ります。ジークムントはトネリコの木から名剣ノートゥングを引き抜き、さらに花嫁として妹を得て、フンディングの館を去っていきます。

録音:1965年10月~11月 ゾフィエンザール(Sofiensaal)ウィーン
演奏者:
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団
ジークムント=ヴォータンと人間の女との間の子:ジェームズ・キング(T)
ジークリンデ=ジークムントの双子の妹:レジーヌ・クレスパン(S)
フンディング=ジークリンデの夫:ゴットロープ・フリック(Bs)
  

曲目:R.Wagner
楽劇「ワルキューレ」
1. 前奏曲

第1幕 第1場
2. 「この竈が誰のものであろうと」
3.「冷たい水が元気づけてくれました」

第1幕 第2場
4.「竈のかたわらに、疲れきったこの人を見つけました」
5.「フリートムントと名乗ることは許されません」
6.「森の中から私は追われて出て」
7.「わしは荒々しき一族のことを知っている」

第1幕 第3場
8.「父上は私に刀を約束してくださった」
9.「お客人、おやすみですか?」
10.「冬の嵐は去り、快い月となった」
11.「寒い冬の日々に私が憧れていた春こそあなたです」
12.「あなたの名はヴェーヴァルトですか?」
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
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