(2007-04-17)
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このアルバムも↑のCDではなく、今回「エソテリック」よりオリジナル・アナログ・マスターからのDSDマスタリングによってSuper Audio CDハイブリッド化されたものです。
私が初めてアンセルメ、スイス・ロマンド管弦楽団を聴いたのは高校1年生のクリスマス・プレゼントで「白鳥の湖」の二枚組LPでした♬
それまでバレエ組曲なんてしっかり聴いた事がなかったので、作品に夢中になると共にこの澄みきった演奏に魅かれました^^
アンセルメは1883年11月11日スイス西部のレマン湖畔の町ヴヴェイに生まれ、パリのソルボンヌ大学 とパリ大学 で数学を学んだ後、数学者としてローザンヌの大学の数学の教授になりました。
1909年にベルリンを訪れて、指揮者のニキシュとワインガルトナーに助言を求め、1910年モントルーで指揮者としてデビュー、その後モントルーのカフェでストラヴィンスキーと運命的な出会いをして意気投合、その縁でディアギレフとも知り合い、モントゥーの後任として1915年のロシア・バレエ団(バレエ・リュス)によるジュネーヴ公演の指揮者として指名されます(ディアギレフはアンセルメをアメリカ公演の指揮者としても指名し、ついに専属指揮者としました)。
スイス・ロマンド管弦楽団は1918年にジュネーヴで創設され、1938年にローザンヌのスイス・ロマンド放送のオーケストラを吸収合併、1946年からデッカと専属契約を結んだアンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団はフランス音楽、ロシア音楽、20世紀音楽、そしてドイツ・オーストリア音楽まで録音します。
1967年に引退、1969年2月20日ジュネーヴにて亡くなります。
録音:1961年2月、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホールにおけるアナログ収録